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- さくらインターネットレンタルサーバ スタンダードプラン
- WordPressが利用可能なこと、ワンタッチでインストールできることから選択
- WordPressワンタッチインストールを利用
- データベースとPHPは最新を使用
- PHPはモジュールモードを使用
- テーマ:Lightning
- とても見やすい。色々と追加要素もあって目を引きやすい。カスタマイズもできる。
- 1カラム、2カラムの設定が可能(投稿・固定ページで分けることもできる)
- 画像のスライダーやロゴページの設定がかなり簡単にできる。
- プラグイン
- VK Blocks
- 強調表示とかをかなりきれいに表示できるプラグイン
- VK Block Patterns
- ブロックのテンプレート化ができる。テンプレートを変えれば、本番環境も変わるので、投稿記事の二重管理みたいなことが起きない。共通した内容を複数ページで運用するときに有効。
- VK All in One Expansion Unit
- 正直あまり使ってない(が、インストールするだけで有効になるものもあるようで、実際はあまり意識していないだけかも)
- Contact Form 7
- 問い合わせフォーム用。記入された内容はメールで飛ぶだけ(Google Formと違い、スプレッドシートにまとめられない)、編集画面がコード編集みたいでとっつきにくいのが難点だが、動作の安定性と実績、ドキュメント数はピカイチ。見た目も悪くない。
- Flamingo
- Contact Formの作者さんのプラグイン。Formプラグインだけではメールでしか飛ばせないが、Flamingoでデータベース化が可能(後で一覧で見返せる)ただし、添付ファイルはまとめておけない。
- セキュリティ上、添付ファイルはハッシュ化?されて、送信後即消えるようにされているため。この動作は変更できない。
- Contact Formの作者さんのプラグイン。Formプラグインだけではメールでしか飛ばせないが、Flamingoでデータベース化が可能(後で一覧で見返せる)ただし、添付ファイルはまとめておけない。
- PublishPress Revisions
- かなり必須。通常、投稿ページ・固定ページは公開・非公開しかなく、たとえ途中の内容でも途中保存ができない(保存して公開するか、非公開にするかしか選択肢がない)のが難点だが、このプラグインで本番環境を維持したままページの編集が可能。編集後、確認し(他ユーザの承認を得る機能もあり)、任意のタイミングで公開できる。かなり便利。
- TS Webfonts for SAKURA RS
- これは必須ではないもの。Google Fontsやデフォルトフォントでは嫌だというこだわりがあれば使うと良い。コントロールパネルでの有効化も忘れずに。月間7.5万PVまでという制限あり。
- VK Blocks
- プラグインはインストールするだけじゃなくて有効化を忘れないようにすること。セキュリティ面を左右するデフォルトプラグインは自動更新しておいたがいいかもしれない。それ以外のものは任意だが、もし細かく管理したければ自動更新は無効化すると良い(ダッシュボードでアップデートしてほしい旨、警告は出る)
- 細かく管理することのメリット:外観系のプラグインの場合は気づかず見た目が変わる(不具合・仕様変更)ということがない
- デメリット:セキュリティホールになる可能性がある。
- もし検証したい場合は、さくらインターネットは無料で試験環境(ステージング)の利用が可能なので、積極的に利用すると良い。
- 投稿・固定ページ両方あるが、WEBページ的使い方をするのであれば固定ページで問題なさそうである。
MySQL/PostgreSQL使えないプランでなんとかできないか
可能か不可能かだけで言ったら可能。SQLiteを使えば良い。だが、同時書込でエラーがでる、データベース利用のプラグインが使えない(キャッシュ系はほぼ不可)、引っ越しプラグインがほぼ使えないという制限が割と重く、完全自己解決が必要となる。
自前でサーバ建てるのはどうか
技術的に可能で時間がたくさんあるなら選択肢に入りそう。たださくらインターネットのレンタルサーバの管理のしやすさ(というか、自前で立てるにあたって気にする部分を気にしなくていい)と、なによりインストールがワンタッチでポンとできるのに勝るものはないと考えている。
ちなみに、WEBイベントのときにはAWSのLightsailで割と簡単にLAMP(Linux, Apache, MySQL, PHP)環境を立ち上げることはできたが、一番たいへんだったのは運用だった。
運用で考えなくてはいけないのは下記
- セキュリティ
- HTTPS化(証明書の取得、自動更新含む)、アップデート、ファイアウォール、権限
- 不正アクセスは原則立ち上げた瞬間になされるものと思ったほうがいい。実際SSHの25番ポートに怪しいログがたくさん出てくる。SSHもID/パスワードではなく証明書認証にしたほうが絶対にいい(Lightsailでは証明書がデフォルト)。
- 管理アクセス手段
- SSHのみに頼っていたらある日どうがんばってもsshdが落ちる・初期化されるという経験あり。結局、WordPressの機能以外の更新が不可になり、データを移行させたうえで立ち上げ直しを強いられた。
- AWSでの遠隔シリアルアクセス的(?)な手段はあるが、事前準備が必要。
- 独自ドメイン管理
- サーバーに払い出されるのIPアドレスだけなので、別途イベント用の独自ドメインが必要。info/linkドメインなら割安だが、それでもネームサーバ管理だったり、場合によってA/AAAAレコードの管理みたいな内容が必要。
結論・・・これにかかる時間を全部なくして、インフラ面はプロに任せたほうが無難(ただ、自前でやるのは勉強にはなる)だし、その時間をイベント運営に集中したほうがいい
(なにより、遮二無二WordPressを使うよりもFC2等の無料サイトや、WikiWiki等も選択肢に入るのではと思う。)
- セキュリティ